読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

4色ボールペンいろいろ(1)

文房具

4色ボールペンが大好きなので思いつく限りの情報をまとめてみることにしました。

・対象は基本的に黒赤青緑の4色ボールペンとそれに加えてシャープペンシルや別な色の付いてるものです。ハイテックCコレトみたいなリフィルを自由に入れ替えること前提のやつは省略します。

・とりあえず今回は「4色ボールペン以外の機能がない」かつ「安価(1000円未満)」という条件で紹介したいと思います。

・インクが出るだの出ないだの書いていますが僕が左利きなのでかなり厳し目の評価になってるような気がします。インクが出ないとか言っても右利きの人が普通に使う分には困らないぐらいではあるはず。たぶん。

 

1. 普通の油性4色ボールペン

ジェットストリームに代表されるような超低粘度インクを使っていない普通の4色ボールペンです。

それでも昔(80年代以前)のインクよりはかなり低粘度化しているものがほとんどなのですが。今や80年代以前に主流だったのと同程度の粘度のものを探すほうが難しくなってしまいました。

油性ボールペンの国内におけるスタンダードは0.7mmの細字なので、特に言及しないかぎり太さは0.7mmとお考えください。

1.1 クリップ-オンG (ゼブラ)

http://www.zebra.co.jp/pro/clipon-g/index.html

350円。僕が小学生の時からあるので国内メーカーの現行商品ではたぶん最古。業界内のデファクトスタンダードといった雰囲気すら出ています。今では多くのボールペンに見られる大きく開くクリップを最初に搭載したのはこの商品。

よい点

・クリップの下に付いてるボタンを押すと出してる芯が上に戻る。国内外を問わずこの機能があるのはこれだけのはず。同じシリーズの2色や3色にすら付いてません。

・緑色のインクが黒めで、さらに出が良い。他社の油性緑インクは割と色が薄く出も悪いので、字を書くというよりは線を引くためのものという感じがありますがゼブラの緑インクは色が濃く書いた文字が見やすいです。

 わるい点

・クリップが壊れやすい。後発に比べるとクリップの構造が単純なのが原因と思われます。

意見が分かれそうな点

・インクの色が全体的に暗い。僕は好きなのですが鮮やかでないと言われたらそれまで。

・軸が太い。僕は好きなのですが持ちにくいと言われたらそれまで。

総評

気付けばいつもそばにある4色ボールペンでした。

よく考えると中学受験の時も高校受験の時も大学受験の時も最終的にはこれを使っていたような気がします。

たぶんこれからもチマチマ使ってくのでしょう。

 

1.2 クリップ-オン スリム (ゼブラ)

http://www.zebra.co.jp/pro/clipon-slim/index.html

350円。1.1を細くした改良版。インクは1.1と同じ。

よい点

・クリップがそこそこ丈夫で開きやすい。

・緑インク。1.1参照。

・軸が細い。かさばらないのはよいことです……少し持ちにくいような気もしますが。

わるい点

とくにありません。

意見が分かれそうな点

・黒色を出すレバーがクリップと一体化しています。個人的にはあまり好きではないのですが、このおかげで黒を出したままペンを胸ポケットに入れるということは防げます。

・インクの色の暗さ。1.1参照。

 

総評

極めて普通です……が、トップバリュで安く(200円ぐらいだったかな)売っているのでコストパフォーマンスの面では最強。

 

1.3 フィードGP (パイロット)

http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/multi_color/feed_gp4/

350円。パイロットの油性4色ボールペンの標準系。……だったはずなのですが、数年前にボール径0.5mmの極細を残し死滅してしまったようです。ここでは仕方ないので0.5mmのものについてのみ書きます。

よい点

・細い。普通の油性4色で0.5mmはこの商品だけです。とにかく細い字が書けます。

わるい点

・クリップが普通。普通なので悪いという程のことでもないのですが、他が軒並み特殊なクリップを使っている中での普通なのでデメリットです。

・インクがすぐ出なくなる。極細の宿命です。

総評

遠慮しときます。

 

1.4 フィードリフテック (パイロット)

http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/multi_color/feed_liftec/

350円。クリップが目を引きます。でも最近あまり見ない。

よい点

・クリップが丈夫。後発の強み。バネが仕込んであります。

・インクの量が他社より少し多い。長いリフィルを使ってるんですね。

わるい点

・インクが少し出なくなりやすいような。特に赤。

・クリップが大きすぎて持つ時に邪魔。

総評

クリップにこだわりたい人向け。僕はいいです。

 

1.5 フィードAG (パイロット)

http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/multi_color/feed_ag/

350円。上半分はフィードGPと同じなので改良版という位置付けなのでしょう。

よい点

・インクの量。1.4参照。

わるい点

・インク。1.4参照。

意見が分かれそうな点

・握るところがフヨフヨと柔らかくなってて、若干人を選ぶような気がします。僕は嫌い。

総評

あんまり……。

 

1.6 クリフター (三菱鉛筆)

http://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/ballpoint/clifter/rt/se4_354.html

350円。異様に大きなクリップが売りの商品。

よい点

・2段階に開いて分厚い書類にでも挟めるクリップ。2段階目が最大限まで開いてる状態はここまでやるかといった感じすらあります。

わるい点

・緑インクが全然出ない……というか全体的にインク出ない……

総評

おすすめは、しません。

 

1.7 ローリー (ぺんてる)

http://www.pentel.co.jp/products/ballpointpens/oilbased/rolly4/

350円。特徴がないのが特徴。

よい点

・軸が割と細いです。

わるい点

・クリップが普通です。

総評

普通すぎて言うことがありません。僕はけっこう好きです。

 

1.8 カレン (ぺんてる)

http://www.pentel.co.jp/products/ballpointpens/oilbased/karen4/

350円。1.7の0.5mm版。

よい点

・軸が割と細いです。

・細い字が書けます。

・インクの出がそこまで悪くないです。

・ペン先が針金みたいになってるので筆記面が見やすいです。

わるい点

・なんかキラキラしてる。男が使うことを想定したデザインじゃない。

総評

デザイン以外は好きです。

 

1.9 リポーター (トンボ)

http://www.tombow.com/products/reporter/

350円。事務用っぽい無骨なデザインが特徴。

よい点

・指先の感触だけで色が分かるよう、レバー部分の形が色ごとに違います。

・クリップがかかる力を分散させる作りになってて壊れにくいです。

・心なしか細いです。

わるい点

・緑インクが薄いです。他は普通ですが。

意見が分かれそうな点

・一応「よい点」に挙げたのですがそもそもレバーの形状なんか変えなくても使ってれば色の配置ぐらい覚えてしまうのではという疑問は残ります。青レバーが尖ってて指の腹に勢い良く当たるとちょっと痛いんですよね……。

総評

無難。

 

1.10 リポーターコンパクト (トンボ)

http://www.tombow.com/products/reporter4/

350円。1.9を短くして携帯性を高めたものです。あと、地味に持つところがラバーから樹脂になってます。

よい点

・小さい。見ればわかる。

・レバーの形状。1.9参照。

わるい点

・インクが(すごく)少ない。

・緑インク。1.9参照。

意見が分かれそうな点

・握るところにラバ-が付いていません。僕は好きですが手汗をかく人にとっては滑りやすいかも。

総評

色物枠。

 

1.11 正式名称不明 (WILSON)

http://item.rakuten.co.jp/newtral09/wilson4bp/

※公式サイトが見つからなかったので楽天市場です

定価不明(500~600円と思われる)、正式名称不明。メーカー名とイタリア製ということ以外全てが謎。その割にはよく出回っている不思議な4色ボールペンです。

よい点

・(同価格帯の他の4色ボールペンと比べると)デザインがよい。

・軸がかなり細い。

わるい点

・レバーが小さく、変な位置についてるので非常に押しづらい。

・リフィルの交換ができない(使い捨て)。

・非常に壊れやすい。

・非常に持ちづらい。

総評

観賞用。

 

1.12 4色ボールペン (BIC)

http://www.bic-japan.co.jp/products/stationery/multi/

350円。BICというのはフランスのメーカーです。詳しいことは知りませんが今売られてるものでは世界で一番古くからある4色ボールペンじゃないかと思います。

このカテゴリ中では観賞用を除いて唯一、昔ながらの高粘度インクを使っています。海外メーカーのボールペンは基本的に今でも粘度が高いのですが、低価格帯かつ4色かつ国内で流通しているとなるとこの商品ぐらいしか残りません。

あと色物枠と観賞用を除けば唯一持つところにラバーが付いてないものでもありますね。

割と特殊な点の多い製品です。

0.7mmの細字と1.0mmの中字があり、感触がけっこう違うので別に紹介します。

1.12.1 0.7(細字)

下半分がオレンジ色です。

よい点

・デザイン。さすがフランスと言いたくなります。

わるい点

・インクの出がよくない。まったく出なくなるということはまずないのですが、粘度が高いために線がどうしても薄くなってしまいます。

総評

あまりおすすめできません。

1.12.2 1.0(中字)

下半分が水色です。

よい点

・デザイン。

・太い字が書ける。ボール径1.0mmの4色ボールペンは低価格帯ではこれだけ。

・ボール径が太いため、粘度が高くてもインクの出は非常によく、力を入れずに書くことができます。

わるい点

とくにありません。

総評

他のボールペンとは一線を画する(優劣という意味ではなく)書き味なので、一度試してみることをおすすめします。

 

2. 低粘度油性4色ボールペン

近年人気の低粘度油性インクを使用しているボールペンです。ここ2年ぐらいで4色のものもずいぶん出揃ってきました。従来の油性よりインクの出がよいためか、0.5mmのボール径を用いた極細のものがけっこう多いです。

また普通の油性とは異なり、大きく開くクリップを使っているものは少数です。

※ゼブラのスラリは厳密にはエマルジョンインクで油性ではないのですが、便宜上ここに入れました。

2.1 ジェットストリーム 4色ボールペン (三菱鉛筆)

http://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/ballpoint/jetstream2/4_colors.html

500円。低粘度油性のパイオニアにして代表作。

よい点

・どの色も発色がよい。

・黒赤緑に関しては出も完璧。

わるい点

・青色が書き出す時に少しかすれることが多い。ある程度書いた後は何の問題もないのですが。

・軸があまりに普通。デザインが悪いともいう。

・高い。

総評

いい意味で普通。悩んだらこれ買っとけばいいんじゃないですかね。

 

2.2 ビクーニャ4 (ぺんてる)

http://www.pentel.co.jp/products/ballpointpens/oilbased/vicuna4/

450円。0.5mmと0.7mmがありますがだいたい同じなのでまとめて紹介。

よい点

・黒赤青のインクの出が非常によく、なめらかな書き心地。

わるい点

・緑のインクが出ない。出ても薄い。実用に堪えない。

意見が分かれそうな点

・無駄にゴテゴテした感じのあるグリップ。僕は割と好きですが。

総評

4色ボールペンとしては使えません。

 

2.3 リポータースマート (トンボ)

http://www.tombow.com/products/reportersmart/

350円。トンボが出している低粘度インクの油性ボールペンはこのシリーズのみ。ビジネスっぽい見た目が特徴です。これも0.5mmと0.7mmがありますがまとめて紹介。

よい点

・安い。普通のインクと同じ値段です。

・デザイン。

・レバーの形状。1.9参照。

・心なしか細いです。

・黒色がとても黒い。

わるい点

・インクのダマが出やすいです。

・書いている途中でインクが出なくなることがたびたびあります。

総評

低粘度の中では普通のボールペンに一番近い印象。可もなく不可もなく。

 

2.4 スラリ 4C (ゼブラ)

http://www.zebra.co.jp/pro/surari3c4c/index.html

350円。エマルジョンインクという油性とジェルの間だとかいうインクを使っています。0.5mmと0.7mmがあります。

よい点

・安い。

・クリップが大きく開きます。1.2のものとほぼ同じ。

・インクがドバドバ出ます。ドッバドッバ出ます。

わるい点

・インクがドバドバ出すぎて裏写りします。

・インクがドバドバ出すぎて書いたあとしばらく経っても擦れると汚れます。

・赤青緑の発色がちょっと暗すぎるような気がします。

総評

左利きの僕ですらインクが出すぎるあたりはすごい。

0.7は常用するには厳しそうなので0.5mmをおすすめします。

 

3. ゲルインクの4色ボールペン

ゲルインクの多色ボールペンはリフィルを自由に選べるタイプが主流なのですが今回はそれらを取り扱わないと決めたので非常にニッチなジャンルになっています。

3.1 サラサ4 (ゼブラ)

http://www.zebra.co.jp/pro/sarasa3/

500円。

よい点

・書き味が単色のサラサとほぼ同じ。

・赤色の発色がよい。

わるい点

・青が暗すぎる。

・緑が明るすぎる。

・軸が太すぎる。

・高い。

総評

よほど頻繁に使うのでもなければリフィル選べるやつ買っといたほうがいいと思います。

 

3.2 フリクションボール4 (パイロット)

http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/frixionball4/

800円。摩擦熱で消せるボールペンについに出た4色。

よい点

・消せる。

・意外にもインクの出は悪くない。水っぽいとも言うが。

・クリップが丈夫で実用的。

わるい点

・めちゃくちゃ高い。寡占だと思って調子に乗っているのではありませんか。

・リフィルもめちゃくちゃ高い。寡占だと思って調子に乗っているのではありませんか。

 

・インクがすぐなくなる。これは仕方ない。

・色が薄い。これも仕方ない。

総評

そもそも選択の余地なし。

 

 

今回はここで終わり。

次があればシャープペンシルの付いたやつを紹介したい。

さらにその次があれば高級価格帯(3000円オーバーぐらい?)のものを紹介したい。

でも多分次はない。