買ってよかったものあれこれ①:ガジェット編

最近ブログも全然書いていないなあということで何か書けるネタを探していたのですが,特に思いつかなかったのでこの1〜2年ぐらいに買ったもののうち,特におすすめできそうなものを紹介していくことにしました。

 

まずはガジェットというかパソコン・タブレットまわりのものから。

 

タブレット

iPad Pro 11インチ(2018)&Apple Pencil(第2世代)

 

膨れ上がったのでこちらに独立した記事として書きました。

 

Apple Pencilを通じて見る筆記具の書きやすさとデザインについての話

 

液晶モニター

Dell U3219Q

ハイスペック液晶モニタ。31.5インチという大きさは作業用とゲーム・映画用の両方を果たすちょうどいい大きさだと考えています。

また,端子類が充実しているのも評価すべき点。DisplayPort,HDMIのみならず,USB-Cにも対応してくれているので,近年のノートパソコンとの相性は非常に良いのではないでしょうか。ぼくはDisplayPortはほぼ使わず(たまに旧型のMacBook Proをつなぐ),HDMIPS4,USB-Cに2018年モデルの13.3インチMacBook Proをつないで使っています。

ぼく自身はほとんど使ったことがないのですが,2つのPCからの入力を同時に見ることができるPicture In Picture/Picture By Picture機能もついていたりします。

予算が許せば一押し。

反省・今後の展望

ゲームをしたりNetflixなどの動画を観たりといったことにガンガン使えていて非常に気に入っているのですが,ただまあ実際のところ作業中のディスプレイとしてはもうちょっと小さいもの(27インチのWQHDとか21.5〜23インチのフルHDとか)の方が適していそう。もうちょっと広い家に住めていたら映像用と作業用のモニターは分離して考える気がするので,必ずしもこれが最適解にはならない気がします。恐らく大型の液晶テレビと27インチぐらいのモニタかなあ……。早くまともな収入を得たいものです。

 

マウス・キーボード

  • 自宅での作業時にMacBook Proにつなげて使う
  • 外出時やベッドの上でiPad Proにつなげて使う

のが主な用途です。

Magic Trackpad 2 

Apple Magic Trackpad 2 - スペースグレイ

Apple Magic Trackpad 2 - スペースグレイ

  • 発売日: 2018/05/16
  • メディア: Personal Computers
 

Magic Keyboard (US配列) 

Magic Keyboard - 英語(US)

Magic Keyboard - 英語(US)

  • 発売日: 2015/10/14
  • メディア: Personal Computers
 

やっぱり純正が一番。特にトラックパッドはMagic Trackpad以外を使う気になれません。

キーボードはMagic Keyboard以外にもよい選択肢(たとえばHHKBとか)があるとは思うのですが,これまで基本的には外出先でMacBook Proのキーボードを打つことが多かったので,それとレイアウトが同じMagic Keyboardはやはりしっくり来ます。また,価格も10000円ちょっとと,高級なものの中では安い方だ,というのもうれしい点。

ただ,これらの唯一の欠点がペアリングのややこしさ。元々iMacMac Pro用に売り出している商品だと思うので,多数の機器とペアリングすることが想定されていない感じがあり,機器Aにつないでから機器Bにつなぎ,また機器Aにつなぐ,ということをやると機器Aにつなぎ直す際の接続がうまくいかないことが非常に多いです(その時はBluetoothの設定画面で登録自体を解除して新たなデバイスとして認識させると接続できるので,使えなくなって困った,ということはないのですが)。

この手間を解消してくれるマルチペアリングの製品が登場してくれたら価格が1.5倍ぐらいになっても買うのですが。

あと,個人的な好みとしてはMagic Keyboardのテンキーなしモデルにもスペースグレイが欲しいです。

 

 ↓HHKBの最新モデル。いろんなプロっぽい人(例:落合陽一)が使っているのを見て多少使いたくなることもありましたが,現実的には不要と判断しました。US配列にすると矢印キーないんだもんなあ……。

 

(2020/05/26追記:Lenovoから「ThinkPad トラックポイント キーボードⅡ」が発売されて一目惚れしたのでこれを購入してしまいました。USの方です。届くまで一月ほどかかるようですが,キーボードとマウス/トラックパッドを一つにまとめられるので絶対に損はしないという確信があります)

www.lenovo.com

ヘッドホン・イヤホン

明らかにこの1年で買いすぎた。こんなにいらない。

Apple AirPods Pro

Apple AirPods Pro

Apple AirPods Pro

  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: エレクトロニクス
 

今年の3月ごろに購入。カナル型なのに耳に差し込む部分が浅いため,装着時の違和感が非常に小さく,にもかかわらずノイズキャンセリングの性能は異様に良いです。また,地味な利点ですがApple製品間での接続先の切り替えが非常にスムーズです。特に家で作業しているときなど,タブレットからYouTube見てたと思えばパソコンでビデオ会議,かと思えばスマホでライン通話,と音を出したい端末がいろいろ入れ替わるので助かります。,

また,外音取り込みモードの性能が非常に優秀です。完全分離型のイヤホンは便利な半面,気軽に外しづらい(どこかに行ってしまいそう)という弱点があるため,つけたまま外の音が聞こえるのは非常に助かります。ノイズキャンセリングとの切り替えが非常に楽(いわゆるうどん部分を長押しするだけ)なのもありがたみに拍車をかけています。

悪い点は思いつきません。おそらく音質はそんなに良くないのでしょうが,ぼくがイヤホンで聞くのは音楽よりもむしろ動画の音声やビデオ会議,英語の音声などが多いので実はそんなに困ったことがありません。今後は当分これを使っていくことになると思います。

 

 

 SONY WF-1000XM3

AirPods Pro購入前にこれが出てしまったのが良くなかった。発売日に買ってしまいました。

こちらはしっかりしたカナル型で,着けたときの耳栓感が強いです。ぼくは以前に耳の穴をベロンベロン舐められて外耳炎になるなど,耳があまり強くない(強度的に)ので,この点は個人的にはちょっとマイナス。これまでもカナル型がどうもしっくりこないな,と思うことは多かったですし。

ノイズキャンセリングの性能そのものはAirPods Proとさほど変わらないと思うのですが,個人的にちょっとやだなあ,と思うのはイヤホン側の判断でノイズキャンセリングモードとアンビエントサウンドモード(≒外音取り込みモード)が切り替えられてしまう点です。適切にやってくれるならいいのですが,ノイズをキャンセルしてほしい場面でアンビエントサウンドに切り替わってしまうシチュエーションが多くありました。これを顕著に感じるのが駅で,まず普通に歩いているとそれだけでノイズキャンセリングがキャンセルされてしまいます。これはまわりの音が聞こえていない状態で歩くと危ないという配慮なのだろうとは思うので,まあ納得はするのですが,それでも一日の中で一番うるさいのが駅の中だろうという思いはあるので,どうも釈然としません。それだけならまだいいのですが,いよいよ本気で困ってしまうのが電車に乗った直後です。電車の加速と同時に,歩いていると判断されてしまうのか,ノイズキャンセリングがやはりキャンセルされてしまうのです。手動で再度オンにすればいいのですが,そのためには二回イヤホンを長押ししなくてはならず,しかもこのイヤホンはモードの切替時には音が小さくなってしまうため,必然的にいくらかの聞き逃しが発生してしまうのです。さらに,次の駅に止まろうとするタイミングでやはり同じ判断がなされてしまうことがたまにあり,ここでも同様にノイズキャンセリングがキャンセルされてしまうこともあります。そんなこんなで,全体での時間のロスを考えるとかなりのものになっているような……。

ボロクソ言っているように聞こえるかもしれませんが,実際の満足度はかなり高いです。特に音質に関してはこのサイズのイヤホンとしてはかなり優れていますし,充電がUSB-Cというのも評価が高いポイントです。また,一度右側が充電できなくなってしまったのですが,その際のサポートもとても充実していました。もしぼくがWindowsAndroidをメインに使っていたのであれば,恐らく今後もこれを使っていたのだろうと思います。

 

 SONY WI-C310

2019年の夏休みに一週間ほど鈍行列車に乗りまくるタイプの旅行に行ったのですが,この時がちょうど上述したWF-1000XM3を修理に出したタイミングに重なってしまい,さすがに田舎の鈍行でイヤホンなしはきついぞ,と出発前日に急遽購入したのがこちら(他にイヤホンがまったくないわけではなかったのですが,Bluetoothのはなかった)。

結論から言うと,なんとなく買ったこれはコスパ最強のイヤホンでした。

完全分離型に比べて全体の重量は軽く,また充電はおかしなぐらいに長持ちしますし,カナル式ですが比較的浅めで異物感が少なく(ここは好みだと思いますが),さらに使っていない状態でも首にかけておける,コードが丈夫で絡みにくい作りになっている,など安価ながら気の利いている製品です。音質は正直ぼくがそこまでのものを求めていないということもあってよくわかりませんが,悪いとは思いませんでした。

全体的に完全分離型の高級機にはない気安さが売りになっている製品で,ジムに行って走ったり自転車を漕いだり筋トレをしたりする時などにも重宝しますし,カバンを持ちたくないときにもこれなら違和感なく持ち歩けます。とくにこだわりがない人にもおすすめですが,それ以上に上に挙げた2つやMOMENTUM True Wirelessなどを持っている人にこそ2台目として推したい一品です。

 

反省・今後の展望

どう考えても買いすぎた。しばらく何も買いません。……とは言いながら,AfterShokzのAeropex(骨伝導のやつ)が欲しくなったりしてしまっているのですが。

 

 

充電器・バッテリー 

手元にUSB-C対応機器が増えてきた&持ち歩きうるものにmicro USB端子のものがほとんどなくなったので(Kindle Paperwhiteぐらい), USB-C中心に探しました。

AUKEYのUSB-Cが2ポートついてる充電器

 これ一台あれば困ることは滅多にないです。2ポートありますが,上下で出力に差があるのが特徴で,下だけを使うと60W,上下を同時に使うと上が18Wで下が45Wになります。この電力の分配のされ方が非常によく,上下を併用してもMacBook Pro(13.3インチ)とiPhoneiPad Pro(11インチ)を同時に充電できますし,バッテリーがなくなりかけの時には下だけで充電するともっと早いです。少し大きいですが,それでも純正のMacBook Proの充電器と同じかやや小さいぐらいなので,一台持っておくととても便利です。

 

ANKERの薄い充電器

 こちらは30Wの1ポートですが,これでもMacBook Proの13.3インチがなんとか充電できます。薄くてかさばらないので,荷物を軽くしたい時にはおすすめ。

 

 

 ANKERの薄い大容量モバイルバッテリー&いろんな端子に対応したケーブル

 

 

ポケットが細いリュック(cote&cielのSormonneというやつ)を普段使っているのですが,そのポケットにきれいにおさまってくれるサイズ感で大容量という点,あと充電をUSB-C端子から行う(出力はUSB-CとUSB-AのどちらでもOK)点が気に入って使っています。

micro USBやLightning,USB-Cへの充電を一本でまかなえる上記のケーブルと合わせて使うと便利。ぼくの場合,自転車のライトにUSBで充電するタイプのもの(端子はなんとUSB-A直挿しのUSBメモリみたいな感じ,しかもこれがまたすぐに電池切れるんだ)を使っているので,その充電にも使えています。10000mAhということでiPhone Xsを3回充電してもまだお釣りがくるので,容量に不満を持ったことはありません。7000ぐらいでも別に困らない気はしますが,たぶん5000だと困るシチュエーションが出てくる。20000mAhのやつは店とかで見てみてもズッシリしているので,ぼくにとっては恐らくこの容量がベストです。

 

モニター台やPC用のスタンドなど

作業効率の上で,置き場所を明確にすること,(主にモニターの)高さを最適に保つことは意外と重要な気がしています。 機器そのものにお金をかけるのも大事なのでしょうが,設置環境の整備は比較的安く済む&最適解の個人差が大きいので,いろいろ考えてやってみると効率よく改善していけそうです。

MacBookクラムシェルモードで使うときに立てておけるやつ

実際に持っているのはこれじゃない(スペースグレイ色でもうちょっとデザインも良い)んですけど,今Amazonで探しても使っているやつが見つからなかった。

MacBookに限らず,ノートパソコン全般は使っていないときなどに机の上に置いておくとかなりの面積を取ってしまうので,立てて置いておけると便利です。

 

MacBookを角度をつけて置く折りたたみ式のスタンド 

 シンプルですが便利。こちらはクラムシェルモードでなく,MacBookを開きながら作業したい時に使っています。いつも使うわけではないので,折りたたみ式のものにしています。

画面とキーボードの高さが上がるので,首が疲れにくくなりました。

MacBookのキーボードで作業したいときはスタンドをかなり手前に持ってきますが,だいたいの場合はMagic Keyboardを接続してスタンドはやや奥に置いています。ただ,この場合トラックパッドについては本体のものを使うことが多いですね。

 

モニター台兼キーボードなどの置き場 

モニターの位置を高く上げるとそれだけでいくぶんか見やすくなります。また,上に述べたスタンドを使ってMacBookを上に上げている状態でも外部モニタとMacBookの画面が被らない,という地味な利点もありました。

モニター台の中でもかなり安価なものですが,強度やサイズ感,スペースの有効活用という点で非常におすすめです。

 

 タブレット用のアーム

ベッドの天板に取り付けると寝ながらでもiPadが見れます。堕落の象徴という感じで強くおすすめはしませんが,寝ながら動画観たり授業受けたりしたい人などはぜひご検討を。

 

マグネットのフック 

ケーブルをかけたり,ペン立てをかけたり。くっつく場所さえあればいろいろ使えます。 

 

今後の展望

モニター台は先日導入したばかりなのですが,やや摩擦係数が弱く,大地震の際に不安なので滑り止めの何かを貼っておこうかなと考えていたりします。

マグネット系のいろいろを有効に活用するため,机の左右に(パーティションみたいな感じで)鉄板でも置けると便利そうなのですが……(今は机の上に置いてある棚の支柱として金属の柱が2×2本立っているだけ)。もしくは網目状になってるやつの大きい版とか。現状そこまで困っていないので,わざわざ探すモチベーションがないというのが正直なところです。

 

 

 

思い浮かんだのはこのぐらい。第2段として文房具編,第3段として家事編を書ければ書きたいのですが,第3段に関しては(主にぼくの家事能力が低いことにより)本当に需要がなさそう。

 

おわり。