大学受験おすすめ参考書・問題集

再受験時に使ってみて、これよかったなーと思ったやつについて説明するだけ。

正直こういうこと書くの(正確には書いて見られてこいつまだ受験の話してると思われるの)恥ずかしいのでTwitter連携はしない。

青字が特にいいなと思ったやつ。

2つ目の番号が0になってるのは今年度実際には使ってないけど昔やってて良かったやつ。

1.数学

本番では答えだけなら全部合ってた。

1.0.「チャート式 基礎からの数学」

今年度は使ってないですが。今の大学に入る時にやりました。

色々と批判もありますがやはり問題と答えが同一ページにあって網羅度が高いのは覚えやすくてうれしい。例題だけやれば十分だとは思います。

あと分厚すぎるんで単元ごとに切り取ってました。

1.1.「1対1対応の演習」

有名ですが。問題のすぐ下に答えがあるのがよいですね。読んで覚えて隠して解法思い出そうとしてみて覚えてなければまた読んで……みたいなことやるのに便利。

1A2Bはバイト先で生徒に教えながら覚えて、3の2冊は自分で空いてる時間に読んで覚えて、直前期にまとめて解いてみて、みたいな感じで使いました。

ほとんど未習だった複素数平面も意外とすんなり行けたので、もしかすると数学できる人はいきなりこれから入っちゃってもいいのかもしれません。公式集みたいなページも一応ありますしね。

1.2.「数学3の完全攻略」

1冊で仕上がる感があってよかった。

これもまず一通り読んでみてから実際に解けるか確認する感じでやりました。

1A2B版も出てるんですけど3の苦手さを克服したくて買ったのでそちらには手をつけてません。

本番レベルの問題がまず数十問あって、その1問ずつに付随してもうちょっと解きやすい、類題とまでは行かないけど近い要素を含んだ問題が2~3問、という構成。

よくわからないところ・なかなか思いつかないところは問題解答を写経して覚えました。

1.3.「カルキュール数学」

読んで覚えるみたいな勉強してると計算力が衰えていくのでこれで別途補強していました。探せばもっとよい計算練習用問題集があるのかもしれませんがまあ満足。

1.4.「やさしい理系数学」

定石問題を身につけるのにパラパラと読んで使いました。

そこまで素晴らしい問題集とも思いませんが、まあこれやっとけば周り全員できるのに自分だけできない、という問題は減らせるでしょう。

2.物理

本番では答えだけなら全部合ってた(と思うけど問題数多いから自信ない)。

2.1.「体系物理」

正直、これを勧めたいがためにこの記事書いてるみたいなところがある。

これしっかりやっとけば東大物理たぶん50/60ぐらいは行くんじゃないのかなと思う(時間制限なしの場合)。

1問1問の重さは二次試験レベルではないので、そこの慣れは他で補う必要があるとは思うけれど、高校物理そのものの勉強は本当にこれ1冊+教科書とかでいいと思います。

使い方は解く→解説見る→間違えてて解説もわからなかったら教科書読む→また解く→……みたいな普通のやつ。珍しく3周ぐらいはしました。

2.2.「新物理入門問題演習」

問題文が長く小問が多いタイプの問題をやりたいなと思ったので使いました。

かの名高い「難問題の系統とその解き方」でもいいと思うんですけど、あっちは問題文の行間がやたら詰まってて見づらいと思ったのでこちらを選択。

1度解いてみて時間短縮できるポイント考えただけなのであまりやり込んではないです。

3.化学

苦手。模試では2回とも全問題数の半分強しか解答できずに点も20を割ってたんですが、本番では慌てながらわけもわからず書き散らしたらなんか終わってました。物理が70分で終わってくれたのもあるかも。

3.1.「化学の新研究」

重要そうな部分だけですが通して3回ほど読みました。どういうことを覚えればいいのかを知れたのでよかったと思います。知らなくて太字になってる用語は説明を大きめのポストイットに書いてノートに貼り付けて眺めたりしながら覚えました。

3.2.「東大の化学 25ヵ年」

東大化学は問題量の多さがとんでもないことになっていたり、それ以前にリード文の長さが異常だったりして独自の対応を迫られるのですが、その対策として一番役立ったのがやっぱり過去問でした。解いてみて「この問題は結局リード文をどの程度読めば解ききれるのか」とか「結局のところどのレベルの知識がないと答えられないのか」とかを確認しながら復習しました。

結論としては「リード文はほとんど読まなくてよい(問題を見て必要だったら戻って読む程度でいい)」「知識は最低限あればいいけどその最低限をしっかり揃えきるのが難しい、そして余分に知っているとそれのおかげで一瞬で答えを出せて得になる問題も多い」ということになりました。

3.3.「福間の無機化学の講義」

ゴロが多めに載ってて便利でした。

4.英語

本番では多分やらかしてる。記号問題が半分ぐらいしか合ってなかった。

4.0.1.「基礎英文問題精講」

今の大学に入るときにやりました。

このレベルの英文解釈ができれば英語が最低限読めるはず、みたいな存在。

4.0.2.「入試頻出英語標準問題1100」

高校生の時に通っていた予備校で水野卓という先生に勧められてやりました。

このレベルの英文法の知識があれば英語が最低限読めるはず、みたいな存在。

4.1.「速読英単語 上級編」

普通に読んでいきました。難しい単語が多くて難しかったです。

4.2.「DUO 3.0」

リスニングCDを聞き流しました。フレーズがいちいち印象的なので覚えやすいです。

4.3.「東大英語総講義」

この一冊だけやれ、とこの本の著者がこの本の帯で言っていたのでやってみました。

最低限の知識がある状態であればかなり良い参考書兼問題集だと思います。

ただ英文のほとんどを(全部?)東大英語の過去問から引っ張ってきてるので、これやった後で解いた過去問の出来がアテにならなくなるという問題点はある。

4.4.「速読速聴英単語 Core1900」

4.5.「テーマ別英単語 Academic 中級」

両方とも長文の中で単語を覚えるタイプのZ会から出ているやつで、対象は大学生以上なんだと思います。TOEICTOEFLの対策も兼ね、読む英文の量を増やして速読力を高めるためにやりました。

量目当てでやったので目的は果たせたのですが、大学受験の英文はTOEICTOEFL、あるいはその他の大学以降で出会うはずの英文より構文・文法的な難しさは上だったりする(と思う)ので、そうした部分を大学生以上向けの教材で補おうとするのはあまり得策ではないように思われました。

5.国語

神(≒4月に来るはずの開示)のみぞ知る。

5.1.「速読古文単語」

5.2.「古典文法ハンドブック」

5.3.「漢文 句形とキーワード」

1月からマトモに勉強始めた人間に国語やってる余裕はなかった。上記3冊の内容だけ覚えて吶喊しました。

漢文のやつはかなりまとまってて1冊覚えればかなりの漢文強者になれる気がします。なるメリットもあまりないんですが。

古文はもう少ししっかりやっておいてもよかったかも。「御覧ず」を謙譲語で処理してしまいました。

6.倫理政経

6.1.「きめる!センター倫理」

6.2.「きめる!センター政治経済」

1月からマトモに勉強始めた人間が倫理政経に割ける時間はなかった。センター直前の1週間でこの2冊だけパラパラ読んで吶喊しました。

東大受ける場合、センター社会が30点ぐらい違おうと2次試験に直したら4点未満なのであまり力入れるメリットがないです。理科と英語と数学やるのがおすすめ。

 

たっぷり書いといてなんですが万人に勧められそうなのは2.1.と4.0.1.と4.0.2.と5.3.ぐらいです。

 

終わり。