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院試の話・進路の話・ロンダおすすめ話

色々な話を詰め込んだらメッッッッチャクッッッッチャに長くなってしまって自分でも引いている.

 

大学院入試の話

8月の終わりから9月の初めにかけて東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻(通称TMI)の入学試験を受けてきたらなんか受かったので一連の流れと感想とかいろいろ.すごく長い.

TMIとは

正直よく知らないんですが,技術経営というのを勉強するらしいです.

東大工学部のシステム創成学科というところのCコースから配属される一部の研究室が大学院の区分ではここに属しているようです.シス創のCコースが何をやってるのかはよくわからないです.一応進学振り分けでは経済に行くか工(シス創C)に行くか法に行くか医(健康総合科学科)に行くかで1分半くらい悩んだはずなのですが.

雰囲気としてはいわゆる文系寄りの理系みたいな感じなんですが,僕のようなコテコテの文系も毎年そこそこいるとかいないとか.根拠はないです.

就活に強いらしいですよ.本当かは知らない.

つまるところ何も知らないので専攻のホームページ(http://tmi.t.u-tokyo.ac.jp/index.htm)でも見てください.

個人的な感想を言うと,専攻としてのカリキュラムと配属される研究室でやっていることに若干の乖離がありそうなのが多少気になる.僕はどちらもそれなりに興味を感じたので出願しましたが,片方だけを見て志望するのは少し早計かも.

 

説明会

2015年(2016年度入学)では学内向けが5月の下旬に,学外含めた全体向けが6月の中旬にありました.

僕は確かに学内の人間ではあるのですが,この場合の学内というのがどこまでを指すのかは非常に悩ましいところ.研究室まで?学科まで?学部まで?本当の意味で学内?

で,よくわからなかったので,とりあえず先に開催される学内向けの方にコソコソと出席してみました.そしたら人がいるわいるわ.入口に所属を書く紙が置いてあったのですが書きながら見た限りでは半分ぐらい学外だったような……

あとこの時点で早くもTOEFLの対策本みたいなのをボロッボロになるまで読みこんでいる人たちがいっぱいいて(しかもこの人たちはたぶん学内,ジャージ姿の人とかもいたので)ちょっと引いたりしてました(本当にちょっとですよ).

この説明会で言われたことで印象に残ったのは以下の3点.

・研究室配属は入学半年後

・だから研究室見学とか来なくていいから

・6月の説明会では教員がいっぱい来るからその時に質問しろ

面倒なことをするなよというオーラを感じ取ったため(本当は僕自身が面倒だったため),研究室見学はおろか6月の説明会にも出ませんでした.現在まで特に問題なし.

そんなわけで説明会に出席するメリットはそんなになさそう.ただ,説明会に出ておくとロクに事前調査をしてなかった場合に口述試験で役に立つ専攻・教員紹介の冊子と筆記試験で課せられている小論文(後述)の過去問をもらえるので一度は出ておいたほうがいいかも.小論文の過去問は後でTMIの事務室に行ってももらえるみたいですが,結局一回は行かなくてはいけないなら説明会に出るのが一番効率がいいと思います.(過去問なんて必要ないという人に関してはその限りではありませんが)

願書記入・提出から受験票が届くまで

願書を手に入れるところから書きたかったのですが,入手経路が一切記憶にありません.たぶん大した手間もなく手に入れられたのでしょう.説明会のときかも.

TMIを含めた多くの工学系研究科の願書はとてもアッサリしています.志望理由や研究計画書を書く必要すらありません.サッサッサッと書いて写真貼り付けて銀行の窓口に受験料を振り込んで郵便局に行くだけ.内部の圧倒的院進率や枠の多さを考えるとあんまりいろいろ課しても無意味と考えているんですかね.

余談ですが経済学研究科なんかは出願のためのハードルが5000字の研究計画書,TOEFL iBTの事前受験,(任意ですが)論文,(専攻によっては)GMATの事前受験と非常に高く設定してあって,そこを乗り越えた人間だけがウチに来いよという強いメッセージを感じます.

そういえば大学入試の時も思ったのですが,願書の郵送にかかる値段は都内の適当な郵便局で出す場合も本郷郵便局で出す場合も変わらないんですよね.宛先が学内ならまだしも,「本郷郵便局留置」とかなってたりするとさすがに郵便局内で移動させるだけで数百円取るのかよと不信感が強まってしまいます.

で,試験日のしばらく前になると受験票が届きます.工学系研究科(TMIだけかも)の受験番号は多分申し込み順で,留学生っぽい人たちだけ後ろの方に固められる,みたいな感じっぽいです.今後変わる可能性もありますしそもそも何の意味もない情報ですが.

 

筆記試験

筆記試験は8月の終わりごろに行われます.

課されるのはTOEFL ITP論理的思考能力を見るための数理的問題小論文の3つです.

先人たちによると配点は150,300,150とのことです.これが完全に正しいかどうかはわからないんですが,少なくとも開示した僕の得点とは整合的でした.以下ではこれが正しいものとして話を進めます.

TOEFL ITP

重い腰を上げて工学部に向かうと朝っぱらから受けさせられるのがこれ.

事前受験したiBTのスコアを提出することで代替することもできるのですが,見たところほとんどの受験生がITPを受験していました.まあ面倒ですしね.

午前中が空くメリットと複数回受験できるメリットがあるため,ガッツリ対策するならiBTを事前受験しておいた方がいいのではないかと思われるかもしれませんが,個人的にはそこを考慮した上でもまだ,ITPを受験したほうが有利かなと思います.理由を下に書くので暇なら読んでください.

1.スコア換算表と平均的日本人の乖離

基本的にiBTとITPのスコア換算は特定の表(例:http://www.supereigo.com/toefl/conv.html,リンク切れてたらごめんなさい)に基づいて行われます.

この表の値はETS(TOEFLの元締めみたいな団体)が作成したもので万国共通らしいのですが,そのせいか日本人の多くはこの表に従うとITPを受験した方が高いスコアが出ます.以下説明.

  • iBTはReading,Listening,Speaking,Writingの4つに分かれ,それぞれに0〜30の点が付き,その合計点がスコアとなります.
  • ITPはReadingとListeningはiBTと共通ですが,それ以外には文法問題があるだけです.
  • 日本人は英語を読むのが得意だが聞くのと書くのは苦手,話すなんてとんでもない,という人が多いです.ついでに文法問題は大学受験等で割とやっています.

もうおわかりいただけたと思うのですが,普通の(帰国子女でもなければ父親がアメリカ人でもない)日本人であればWritingもSpeakingも要求されずさらには文法問題で勝負できるITPの方が絶対いいです

僕自身は一度だけiBTを受験してスコアを持っているのですが,その時の点数がReading = Listening = Writing > Speakingであったことや大学受験時に文法問題がかなり苦手だったことから,他の人よりは若干ITPの有利さが薄れているかなと思っていたのですが,それでも得点開示をして換算表と照らし合わせてみるとITPの結果に換算表を噛ませたものがiBTの結果を5点以上上回っていました.(iBT受けたのが7月はじめだったので2ヶ月弱の間に僕の英語力が向上したという見方もありますが,率直に言ってそんなに勉強した記憶はないです)

2.イスと机に慣れる

来年以降に受験会場になる教室がどこになるのかわからないので意味のあるアドバイスか判断しがたいところなのですが,少なくとも2015年の試験(2016年入学)ではTMIの筆記試験が行われた教室(工学部2号館212教室)は非常に窮屈でしかも日当たりも悪かったです.あと実害を受けたのは留学生だけなのですが,試験監督の英語がシッチャカメッチャカでとても面白かったため何度か笑いそうになってしまいました.

こうした劣悪な環境による悪影響を最小限に留めるには,やはりできるだけ長くその環境に身を置いて慣れてしまうというのが一番ではないでしょうか.

3.目を覚ます

朝は眠いです.

でも何もしなければ昼だって眠いです.

眠い状態で論理的思考能力を見るための数理的問題を解くのはちょっと怖いです.

英語を解いて脳を目覚めさせましょう.

 

……ここまで書いてからこういうこと言うのも憚られるのですが,点数はかなり圧縮されるのでTOEFLではそんなに差はつきません(点数をそのまま150点満点換算にしているわけではないので,すごくできる人と全然できない人の点差はかなりのものになるとは思いますが).TOEFLTOEICよりは正確に英語力を反映する試験だと思うので,形式や時間制限に慣れる以上のTOEFL対策に大きな意味があるかは微妙なところ.

 

(ここらへんで飽きてきたらしく文体が多少変わっているけどあまり気にしないで欲しい)

 

論理的思考能力を見るための数理的問題

要は数学みたいなもん.

配点が他の科目の2倍あって試験の合否を握っているともっぱらの噂.

試験時間は150分.

2014年までは20問中15問を選択して解く,というものでしたが2015年は15問中12問を選択して解く,と形式が少しだけ変更された.来年以降どうなるのかは当然知らない.

システム創成学研究科と同じ問題を使っているのでシス創のページ(

http://www.sys.t.u-tokyo.ac.jp/admissions/入試案内/

から過去問が数年分ダウンロードできる.

出題は小学生でも解けるパズル,理系の大学受験生なら解ける高校レベルの数学,理系大学生なら解ける大学教養レベルの数学が数問ずつ.就活でやらされるウェブテストやテストセンターの強化版という印象を受けた.

パズルと高校レベルの問題が少し多めで何問かは必ず選択しないといけなくなってる一方,大学教養レベルの問題は確か15問中4問ぐらいしかなく,1問なんとか解ければ他は避けることもできるので僕のようなガチガチの文系に優しい作り.

難易度はかなり簡単なので(問題数が減って1問にかけられる時間が長くなったこともそれに拍車をかける)全問正解とかも割といる気がする(僕は違います).

とはいえ全問正解を目標にして一問一問を深く考え込んでしまうと時間がなくなってしまう可能性もあるので,あんまり一問に集中せずに詰まったらさっさと次に行ってしまうのが良さそうではある.

あと解答に至る過程を書かされるのですがそれがどのぐらい重要なのかは明言されてないためどのぐらい書くか悩んだ.開示結果を見た限りではそこまで重要視されてないらしい(「こう考えたら答えが一発で思いついちゃいました」みたいな説明をした問題で多分満点が来てる).

 

小論文

試験時間は忘れた.

システム創成学研究科と同じ問題を使用しているはずだが過去問はダウンロードできない(前述のとおり事務室に行かないともらえない).

2015年の問題は大問が2つで答えが一意に定まるタイプの問題は(確か)出題されず.

1つ目は鯨油と石油と……みたいな話,もうほとんど覚えてない.

2つ目は完全に忘れた.

小論文では大した差がつかない気がする.日本語も英語も(留学生などは希望すれば同内容の英語の問題に差し替えられる)できない人間を排除するぐらいの役割しか果たしていないような……開示結果も無難なところに落ち着いていたので特に言うことなし.

一応,文章を読むのが極端に遅い人や字を書くのが極端に遅い人は時間が足りなくなる心配をしておいた方がいいかも.

行った院試対策

実は言うほど何かやったというわけではない.多分院試のためだけの勉強時間は20時間あるかないかぐらい.

TOEFL ITPはそれよりちょっと前から英語の勉強を始めていた(TOEFL iBTも受けた)のでそれに加えてITPの文法問題用の問題集を買ってちょっと(10ページぐらい)やった.

論理的思考能力を見るための数理的問題は6月の終わりぐらいに過去問をダウンロードして就活の空き時間とかにぼんやり見たり解いたりしていたら割とすぐ終わってしまった.

パズル系の問題とは相性がよかったらしくさほど苦労せず解けたが,線形代数微分方程式の問題は見るからに初歩的なものでもぜんぜん解けなかった.少しは勉強しておこうと考えて8月のはじめにマセマの問題集を買ったりもしたが,パズルや高校数学レベルの問題を選択して解いていけばカバー可能なため無理に時間をかける必要はないと判断して(面倒になって)数問解いて放置.

下手に勉強していると本番でその分野の問題に固執して解ける他の問題を見逃してしまう可能性もあったので選択は間違っていなかったと思うが,解けるかどうかがその場のノリで決まるパズル問題に頼るのはリスクが高いので,確実に合格したい場合は準備期間を長めにとった上で大学レベルについても対策しておくべきかもしれない.

そもそも理学部や工学部の人は大学教養レベルの数学を日常的に使っているような気がするので,ここの記述が参考になるのは僕のように文系学部から入り込もうとしているごく少数の人間だけのような気がする..

あとパズル苦手な人はオライリーから出てるアルゴリズムパズル(

http://www.oreilly.co.jp/books/9784873116693/)とか解いておくと多少役に立つかも(立たないかも).院試抜きにしても面白い本なのでオススメ.

小論文は前々日と前日に文章を眺めて形式を確認して,最新の一年分だけ時間を測って解いた.院試対策と称して詰め込んでも何が伸びるわけでもなさそうというのもあり,これに力を入れるぐらいなら早く寝て体調管理に気をつけた方がマシ.

筆記試験通過発表

筆記試験後数日経つと通過者の受験番号一覧がTMIの掲示板に貼られる(らしい).僕は見てない.その後しばらくするとネットにも掲載される.

すでに掲示のために作ったファイルをアップロードするだけなのでそんなに時間がかかるはずはないのだが,2015年は掲示板に掲示された(はずの)時刻から数時間遅れ,3時ごろになってようやく掲載された.

東京大学の事務の方々はあまり仕事が早くないようなので,掲載が遅れていても焦らず気長に待ちましょう.

また,この筆記試験通過者の発表には口述試験の時間も書かれているので時間を確認しておく必要がある.

口述試験

指示された時間より前に来る人も多いと思うが,受験番号がよほど早くない限り控室は順番待ちの受験生でいっぱいなので時間ぴったりで良い.

口述試験の時間は5分.順番が来て試験会場に入ると10人以上の教員陣に取り囲まれ質問攻めにされるので生きた心地がしない.

内部(シス創Cの人を指す)ならともかく,それ以外だと聞かれることは僕と同じく「なんで専攻変えるの」「うち(TMI)で何するの」というようなよくある質問だと思う.時間も限られているので簡潔に説明できるようにある程度答えを用意しておいた方が良さそう.僕は用意しなかったのでけっこうやられた.

個人的には就活の面接の方がよっぽど楽だったと感じたが,このあたりは人によるかもしれない.

合格発表

工学系研究科の発表は一括で行われるので発表に群がる人の数がとんでもないことになる.大学入学時のアメフト部の勧誘みたいになっていて非常に見苦しいので,ずらせるなら時間をずらした方がよい.あと数時間(1時間ぐらいかも)後にはこれも工学系研究科のページに上がるので遠方の方は無理して来る必要はない.自分の番号を目視した後,それを撮影しようとする人間などが何人も出てくるが本当に迷惑なのでさっさとどいてください.

合格発表への反応は様々.個人的に見た範囲内で面白かったのは

  • 泣いて喜んで親に報告する他大らしき人
  • その場に崩れ落ちた他大らしき人
  • その場に崩れ落ちた内部らしき人
  • 知り合いらしき人に「落ちてたww」と笑いながら言うものの声の震えが明らかな内部らしき人
  • 友人と見に来たら自分は受かったものの友人は落ちていたらしく喜びたいのに喜べていない他大らしき人

全体的に他大から来ている人のほうがリアクションが大きくて面白いが,いくら面白くても取り囲んで笑いものにしてはいけない.

 

その後

合格の報告とかをFacebookに長々と書いてしまうとこっそりと笑われるのでほどほどにしましょう.こんな記事を長々と書いている僕が言えたことではないのですが.

 あと,奨学金の事前申請とかは滞りなくやっておきましょう.大学院では親の収入による制限がなくなるので石油王の子供でも第一種に申し込めます.

全体を振り返って

出願も筆記も口述も専門知識を問われないため非常に志望しやすい一方,逆に対策のしようがない形式だと感じた.一時期はとんでもない倍率になっていたみたいですが最近は倍率も落ち着いているので,勤勉さが足りないし専門性もないけど何となく大学院でロンダしたいという方には非常にオススメ.

 

 

進路の話

で,十中八九大学院に行きます.

あれだけ(前の記事参照)ガッツリ就活しといて結局院進というのはどうかという気もするのですが,

これだけ(前の記事参照)歳食ってるのに院進というのはどうかという気もするのですが,

それでも学部卒で就職するよりも大学院に進学した方がいいと思った理由がいくつかあったので特に需要はなさそうですが書くことにしました.

学歴(≠学校歴)

単純に言えば日本人に関して「大学院ぐらい出ておくものだ」となる時代がもうすぐそこに来ているのではないかな,ということ.

1960年の高校進学率は6割を切っていたが,現在はほとんど全員が進学する.大学院の進学率だって大きく変わっても不思議ではない.現在ようやく進学率が5割を超えた程度の大学でも,少なくとも僕の身の回りでは行って当然という扱いになっている.両親を含め,僕の親戚の50代はほとんど全員大学を出ているが,当時それは当たり前ではなかったはず.

そして,十年二十年後に当たり前となる学歴(≠学校歴)を取得していないことは何をするにも損でしかない気がする(最近ようやくわかってきたことだけれど,世の中の人々はこちらの予想以上に学歴(≠学校歴)を見てくる.「あの人は高卒だから」とか口に出して言う人すらいる.).

もちろん修士を取るだけならMBAやMOTのような社会人向けの課程も多くあるので,いったん就職してからそういったところ(志向からするとMBAになるはず)に通えばよい,という考え方もあるとは思うけれど,

  1. 僕の英語力では社費でのMBA留学は無理そう
  2. 英語力をクリアしたとしても年齢がネックになって社内での選抜に負けそう
  3. 退職して自費で行く場合,帰ってきた後の就職に支障が出そう

というようなことを考えるとリスクが高すぎて厳しい.

能力を伸ばす

最近は生涯学習の大事さとかもいろいろ言われているけれど,それでも歳を取ってからだとまったく新しいことを勉強するのは大変になりそうだなぁ,という気がしている.

ただでさえ若さを失いかけているので,かろうじて若者であるうちに新しいことを詰め込めるだけ詰め込んでおきたい.その面ではやはりフルタイムの学生は有利.

僕の場合圧倒的に足りてないのは(語学力の話はちょっと置いておいて)たぶん具体的な何かというよりはコミュ力とか忍耐力みたいな割とアバウトなもの.当初はこの程度なら働きながらでも伸ばせるかなーとか考えていたけど,恐らく下手に働き出してしまうとそっちが忙しいという言い訳をして努力を放棄しそう.

特にコミュ力については「話さなければならない」というような状況だと腹をくくるらしく割と話せてしまうのでこれまであまり問題が露呈してこなかったのですが,そもそも人と話すのが大嫌いという事実が5歳ぐらいからまったく改善されていないので,考え方そのものを変えないといけないかなと思っていたりする.こういう根本的なところはたぶん働きながらだと改善が難しい.

TMIはグループワークとかも多いらしいので後述の周りの人の性質とかも合わせていっぱい喋りながら治していけたらなぁと思う.

周りの人の雰囲気

インターンやら就活やらで仲良くなった人たちの傾向を見るに,僕は実のところ意識高い系の人たちと話すのが好きらしく,いろいろ影響を受けたりもしたので,上で書いたコミュ力がどうこうというところの改善も含め,そうした人が集まるところにいたほうがいいのかなぁと考えた.

ただ,東大にはそういう人たちは少ない気がする.経済学部にはいたのかもしれないけれど,入るゼミや交流を持つ相手を間違えたのかあまり見つけられなかった.その上,そういう人たちの多くは学部卒で就職してしまう(このことからも現在の大学院進学が割に合わないと考えられているとわかる)ようなのでどうしたものかなぁ,と思っていたところTMIがそういう人たちの巣窟らしいと聞いた.

現在の内定先は残念ながらそういう人たちの割合が小さいようで,同じ大学の学生とOBの社員だけで開催される内定者懇親会という最高に同質的なはずの集まりに出てもいい人たちだけれど考え方は違うなぁと感じてしまったりした.

ついでに言うと内定式で会った他大の学生はそれ以上に考え方が違っていて仲良くやっていける気がしない.とてもウェイウェイしている.ああいうノリの方がうまくやってけるんだろうなぁとは思いつつ,でもやっぱり最高に気持ち悪い.

これは就活に対するちょっとしたグチなんですが,面談やら面接やらで同じ大学のOB(それも人当たりがよいタイプの人)や,勤続20年を超えているであろうベテラン社員とばかり会わせてくるのは,そりゃまあ選考時の印象は非常に良くなるのだけれど,社内の実態が見えないので内定式や入ってからの研修とかで騙されたという思いをする人が多発するような気がする.新入社員が新卒で入った会社をすぐ辞めることのコストを考えたうえでのそういう戦略だと言われたら何も言えないのですが.

話がブレたけど,要は気の合う人間と過ごしたいということ.

大学5年間で一人も友達ができなかったので,今後数十年間もそうなのかと思うとさすがにちょっと怖くなった,というのもある.

 

比重としては1>>2≧3ぐらい.学歴厨なので.

 

 

ロンダおすすめ話

 世間ではよくわからない大学から研究したいわけでもなく学歴目当てで東京大など有名大学の大学院に進学することは学歴ロンダリングと揶揄されているわけですが,大学院に行くことが確定している場合であれば(院進の是非は論じない)それを踏まえてもやはり「ランクが上」とされている大学の大学院に行ったほうがいいんじゃないかなぁと思ったのでその理由をいくつか書きます.

 

ちなみに僕自身は大学→大学院は専攻が変わったものの同じ大学なのでロンダには当たらないような気がしますが,中学→高校でそれはもう見事なまでの学歴ロンダリングを果たしていたりするのでその時の経験(私情)も入っていたりします.

あと純粋に研究がしたいんだというタイプの人には何の参考にもならないので時間の無駄だし,下手すると学問と真摯に向き合わず世間から高い評価を得ることに取り憑かれている人間の考えを知って不愉快になる恐れすらあるのであまり見ない方がよいかもしれない.

 

胸を張って歩ける

本人の意識の問題.

学歴コンプレックスがある人にとってはロンダはそれを解消するための有効な手段だと思うので,4年になったけど未だに○○大に落ちた夢見るよ,という頭のおかしい人は是非大学院でリベンジしていただければいいのではないでしょうか.

(ただ残念なことに大学名でなく学部の方にコンプレックスがあるタイプだとどうにもならなかったりする)

世間から信用される

何だかんだで「埼玉大です!」「理科大です!」「日大です!」「工学院大学です!」よりは「東大の院です!」の方が印象がよい気がする.結局ロンダロンダうるさいのは一部の人間だし.

世間の信用は大事です.小学校の時に通っていた塾で一緒だったらしい人(僕は知らない)にどこの中学に通っているのかと聞かれたので答えたときの気の毒そうな顔は未だに忘れられないし,2浪中に警察に職務質問されて予備校の学生証を見せた時の「あっ……」という顔も多分まだ当分忘れられないと思う.

(就活で)面接に進める

某海外の銀行のグループ面接で新領域の院生を名乗る人がわけのわからない返答を連発していて何だこいつはと思ったので,面接修了後に話してみてそれとなく聞いてみたところ(専門分野を聞いた後に「学部時代はどこの学科だったんですか?○○とか?」みたいな質問をした)「大学はMARCHなんですよーwww」という返答をいただいた.自分の出身大学ぐらい括らずに名乗ってほしい.

何が言いたいかというと,こういう人でも大学院の名前が良ければ割と厳しいはずの書類選考を通過して面接に進めるということ.

まあ面接に高確率で進めることが必ずしもいいわけでもないけれど,書類で全落ちするよりマシです.

というわけで大学の知名度が全然ないけど有名企業に就職したい,という人はロンダを狙っていくべき.

優秀な人と知り合える

聞いた話を横流ししてるだけなのですが,自分よりも優秀な人がいっぱいいる環境は刺激を受けるので脳にいいらしいですよ.

個人的にはあまり賛同できないけれど.優秀な人がいっぱいいたはずの5年間であまり刺激を受けなかったので実感を伴わないし,むしろ周りに人がいなくて自分がやらないとダメだ,という状況の方が頑張れた気がする.

あと単純にコネ的なところでもより有用なものが作れそうではある.

(地方大学の人向け)(一部の大学院のみ)都内にある

修士で就職する予定で推薦を使う予定はないよ,という地方大学に通っている人向け.

やっぱり学校が都内にあった方がインターンも就活も便利です.

選考のたびに新幹線使って上京している人と何人か知り合いましたがかなり大変そう.交通費は支給されても時間は支給されません.

京都や大阪ならまだ情報だけは十分に入ってくるので時間のやりくり次第で何とかなるのかもしれませんが,それ以外だと情報すら集まらず,気付かないうちに選択肢を失っていたりして割ともったいないことになるかも.

結論

何を目的にするにせよ院でのロンダはコストパフォーマンスが非常に高い気がする.

入試も学部に比べると簡単だし上昇志向の強い人たちはどんどん狙って行って欲しい.

 

 

おわり.

気付いたら10000字超えてた.

こういうものを書く前に卒論を書かなくてはいけない.