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25歳学部生の就活 ES編

就活・院試・進路選択

就職活動が終わったらしいので書きます。

自意識をこじらせてる、あるいは自分の有能アピールを必死にやってる感じの記事になってるので本気で傷付かない程度に叩いてください。メンタルは割と強い方です。

ES編と銘打ちましたが多分例によって次はありません。

 

就活市場においてとかく色々言われる浪人留年

+1はほぼ無関係、+2はやや不利だがなんとかならないわけでもない、+3以上は絶望、というのが世間で言われているところでしょうか。2ちゃんねるに専用スレが立つぐらいにはその不利さはもっともらしいものがあるようです。

書類さえ通れば、つまり面接に進んでしまえば何とかなるという話もありますが、その一方でようやく辿り着いた面接で面接官に浪人留年を突っ込まれまくって落ちたみたいな話も聞きます。

あとは業界や規模でもこういった高年齢学生をどう扱うかというのは違うらしく、外資ベンチャーは年齢を見ないが日系大手は全体的に厳しいということや、金融は厳しくメーカーはそんなに気にしない、などというのをしばしば聞きますね。

とはいえやはり実際にその人の人柄がわからない状態では、落ちた理由が年齢なのかそれ以外なのかというのは判断できないように思われます。

極端に言ってしまえば「お前が落ちたのは年齢じゃねーよ人格と顔面が腐ってるからだよばーか」みたいなことを言われたとしても、実際に落とされてる高年齢学生の側には言い返す術がなく、涙をこらえて耐え忍ぶ以外にないわけですね。

そんなわけで今回は僕自身が身を持ってその不利さを体験してきました。正直なところ書類通過後の面接でもこれ絡みのネタはいろいろあったんですが、とりあえずES提出してその後の連絡が来たかどうか、みたいなとこについてだけ業界ごとに言及したいと思います。

 

僕のスペックは以下。

・2浪1留

・東大文系

・留学経験なし

・サークルなし(≒OB等の繋がりなし)

・ゼミは新設2年目(≒OB等の繋がりなし)

・出身地は千葉の田舎(ここでの出身地はプロ野球風に中学校の所在地としています)(≒OB等の繋がりなし)

・友達なし(≒情報弱者

Webテストの類はとても得意

強みは学歴弱みは年齢ほかたくさん

もしかしたら年齢の不利がなくても場合によってはESだけでアッサリ落とされてしまうタイプの人間かもしれません。とは言え、なんだかんだで東大は就職市場においてはなかなか強かったりするので(どう考えてもゴミとしか思えない知り合いが他大の優秀な知り合いを差し置いてそこそこのところに就職していたりする)、もしストレートだったならESぐらいはだいたい通過するんじゃないかなぁという(身勝手な)仮定を置いて話を進めたいと思います。

 

基本的に通過率は本選考についての話ですが、外資系やベンチャー・中小はインターンからの採用が非常に多いのでインターンを含んでいます。インターンと本選考の両方出したところはインターン書類×→本選考書類×」は0/2、インターン書類×→本選考書類○」なら1/2、「インターン書類○→その後のインターン選考×→本選考書類○」なら2/2として数えていますが、「インターン書類○→インターン選考○→インターン参加→本選考書類○」はインターンへの参加が本選考の書類通過に影響を与えていそうなので1/1で計上しています(該当は2社だけなのですが)。

 

1.外資系コンサル 3/3 (100%)

最初に見た業界。書類は普通に通りました。その後の選考も年齢については一切触れられませんでしたし本当に頭の出来とかでしか見ていないような気がします。

どうでもいいけどこの業界には自分が誰よりも頭がいいと思い込んでいる気持ちの悪い人が多い。

 

2.外資投資銀行 8/9 (89%)

その次に見た業界。これも普通に通りました。僕はフロントのマーケットサイドでしか出していないのでIBDやバック・ミドルオフィスに関してはわからない部分がありますが多分マーケット同様に気にしていないでしょう。

どうでもいいけどこの業界の女性は完全に顔採用ですね。バックならまだしもマーケットのセールスとかだとババアになったらどうするんですかね。いやホントに。見た目が劣化したあとの自分にどの程度の価値があるのかとか一度考えてみたほうがいいんじゃないかなと思うんですけど。

 

3.日系ベンチャー(「っぽい」含む) 7/7 (100%)

ベンチャー企業の定義がよくわからないのでそれっぽいものを全部入れました。

本物のベンチャー以外にメガベンチャーやら社員数300名程度の企業やらも含めています。一応どれも設立から20年経過していないような気がするのでセーフということにしておいてください。

これも普通に通ります。変化の激しい業界ですし年齢を気にする合理的な理由もないのでしょう。

どうでもいいけどこの業界は一緒に選考を受ける学生側に地雷が多い気がします。びっくりするぐらいアレなのを何度も見たので志望する際には覚悟が必要です。執拗にFBやLINEを聞いてくるタイプの人や自分語りが止まらない人、人間の言葉を解さない人などすごいのがいっぱいいます。もちろん選考が進むにつれて排除されますが。

 

ここまでが平和な世界。東大であるというだけで書類は通してくれますし面接でも一応聞いてくるとこは多いですがあまり追及されるわけでもなく、+3でも、もっと言えば+5ぐらいでも、入り込む余地はいくらでもありそうに思われました。

 

そして、ここからが地獄です。

 

4.証券 1/5 (20%)

説明会いっぱい行ったとこも普通に落ちて笑う。

5.メガバンク 1/3 (33%)

同上。赤いとことかES通過率かなり高いらしいんですけど……。説明会いっぱい行ったんですけど……。

6.損保・生保 0/6 (0%)

あまり志望度が高くなかったのもありますがさすがにここまで酷いとは。

7.信託銀行 0/3 (0%)

ES提出以降どの会社も本当に何の音沙汰もなくて笑うしかない。

8.資産運用 1/1 (100%)

ここはあまり有名な業界ではないので志望者の絶対数が少なく、社員数も少なめなので年齢によってバッサリ切る必然性も薄そう。

金融業界の中では割と入り込むスキがありそうかなーと思います。

 

そういうわけで金融はぜんぜん通らない。酔っ払いながら「俺は東大生だぞ、お前らとは格が違う」みたいなことを言いたくなります。なんだかんだで金融業界には興味があっていろいろ調べましたし、ゴミESを量産したということはあまりなさそうなのですが。

金融は年齢に厳しい、というのはたぶん本当であるように思われます。

僕の第一志望業界が金融だったので確かこのことを知った時に割と絶望した記憶があります。本格的に危機感を抱いたのは4月ごろに挨拶代わりにES出した某証券会社から1月経っても何の連絡もなかったあたりでしょうか。

 

9.コンサル 0/3 (0%)

10.メーカー 0/1 (0%)

11.商社 1/5 (20%)

12.デベロッパー 3/3 (100%)

この辺は正直よくわからない。

年齢で切られたというよりも僕の志望度が金融に偏っていたことが影響を与えていそうな気もします。全部通ってるデベロッパーは説明会とかまったく参加しませんでしたが何だかんだで仕事内容にはかなり興味ありましたし……(イオンモール大好き)。

ただ、たとえばコンサルなんかだと外資全部通ってるのに日系全部落ちててさすがに何かしら影響あったんじゃないかなーとか思ってしまいます。

あと商社やメーカーは(もしかしたらこれ以外も?)意外に性格検査が重要なのかなーという気もします。文系だと特に入社後に期待する役割の多くは営業だと思うので、協調性とか人当たりの良さとか大事ですよね。僕はそこら辺が皆無なのでダメです。

まあこれは単純に僕と縁がなかった業界ですね。高齢でももっと通っている人はいっぱいいると思います。

 

以上。対外的には就活やる気ないみたいな態度取ってましたが、こうして見ると50社ぐらいはES提出してるんですね。これは割と多い方なのでは。

 

とりあえずまとめとしては

1.高齢というだけで切ることが多い業界はある

2.ただしその業界内が全部そうとは限らない

3.いわゆる大手企業以外なら本当に気にされない

の3点ぐらいでしょうか。特に1と2は就活を通して痛感したことで、会社によっては「応募者の年齢情報を知る権利を持たない人が面接に上げる人を決める権利を持っている」みたいなこともあるようです。もちろん人事部の方針次第なのでこういった情報は来年以降も使えるとは限りませんが、ある程度共有できたらいいかなーと思ったりもします。

とある会社の人に全てが終わった後で「実際年齢高いのってどうなんすか?」みたいな風に聞いたところ、「仕事上は何の問題もない、ただし指導ー被指導の関係にある若手社員と新入社員の間で年齢の逆転が起きると多少困るかもしれない」というような答えが返ってきました。また、人事の方には「同期の中で年上ということは意識しておいて欲しい」と(けっこう強く)言われたりもしました。新卒を安定的に採用している企業だとやはり年齢と年次、そして年次による経験量の大きな流れがあり、そこに当てはまらない人がいると多少困ったりもするのでしょう。

逆に言うと困るのはそれぐらいで、だからこそ年次と経験があまり関係ない、さらに言えば定年まで勤めることをそもそも想定していない中小やベンチャー外資では気にする必要がない、ということですね。

 

さらに個人的な見解を述べると、高齢者の就活に最も必要なのは早めに志望業界を固めることじゃないかなーという気がしました。

そして業界が決まったらネットで検索する、その業界で働く知人に直接聞く(高齢者なら知り合いにいることも多いと思うので)、夏のインターンとかにいくつか応募するなどして、その業界が年齢を気にしないかどうかの情報を集めるべきです。

ITベンチャーのように年齢を一切気にしないような業界を志望するのだったら普通に選考フローに乗ればいいだけの話ですし、それこそ金融のように厳しく見ているであろうところはESをいろんな会社に出してリスクヘッジを行う、部門別採用(スペシャリストとしての採用なのでそこまで年次が重要でない)に応募する、イベントや説明会にはできるだけ参加する、積極的にOB訪問をするなど、早めに動いて色々な対策を打たないとやはり全滅のリスクが高まってしまうので……。

入社以降賃金が上昇し続ける日本式賃金カーブ(だいぶ崩れてますが)において年収が最高になる最後の数年を奪われたことによりただでさえ生涯年収の期待値で差をつけられているうえ、就職まで失敗してしまったとすると本当に人生逆転の芽がなくなってしまうので、いっぱい浪人留年した人ほど就活ぐらいは頑張っておくべきなのではないかなあと思いますよ。

 

おわり。