アイマス映画観てきた

 このブログに書くのはずいぶん久しぶりのような気がします。ここ半年ぐらいで楽しいこと、幸せなこと、生き返ったこと、生きていてもいいんだと思えるようなこと、といったポジティブな出来事が相当数ありましたが、主観的な話が多く人様に書いて見せるほどオチのついたエピソードは少なかったのです。それにそもそも満たされている時はブログに何か書こうとか思わないものなのかもしれませんね。

 

 アイドルマスターの映画を新宿のバルト9で観てきました。見終わった時はそうでもなかったのですが、途中何回か泣きそうになったり涙が出てきたりして、もしかすると今まで見たアニメ映画の中で一番感動したのかもしれません。アニメ映画と限定しましたが、アニメ以外の映画ってそもそもあんまり見ないのですけれどね。

 そんなわけでネタバレしまくった感想と考えたこととかを書きたくなったので次の記事以降に書きます。これから見る人は【ネタバレ】とか付けとくんで回避をお願いします。

 

グルメリポーター目指してるんだ、と言ったら信じてもらえるだろうか(嘘)

二郎系として評価の高い千里眼というラーメン屋があります。

そしてアクセスの関係で一番身近な二郎系ということで僕も割とよく行くのです。

その千里眼で冷やし中華が始まったので食べて来ました。

昨年も一昨年も夏場は冷やし中華がメニューにあったのですが、なんとなく冷やし中華が苦手で(というかまともに冷やし中華食べたのが高校の学食のランチに出てきた一回だけ)敬遠していたので初体験です。

 

と、そういうわけで自転車をこいで店の前に行ったのでした。

まあ案の定というかなんというか、人がいっぱい。

そもそも千里眼は最寄り駅(東北沢)とかから考えると立地はあまりよくない、むしろ23区内としてはかなり悪い部類に属するはずなのですが、店の評判がいいことと近くに大学があることで打ち消されていつ行ってもそれなりに並んでいるのです。しかも今日(日付上は昨日)は冷やし中華が始まって間もないこともあったのでしょうか、いつにも増して並んでいます。

店内はいっぱい、店のすぐ前の列もいっぱい、道路側の列も長くなって店の前をはみ出してしまっています。多分あれ食べてる人含めて35人ぐらいはいたのではないでしょうか。

あまりに暑かったので店に来る前にかいていた汗が全部乾いてしまいました。そういえば最近熱中症が増えているらしいのでみなさん気をつけてくださいね。(僕はなったことないのでよくわからないのですが)

かれこれ30~40分は待ったでしょうか、ようやく席に座れました。

ところでこの店は他の二郎系と同じように「ニンニク入れますか」に対する返答次第でトッピングの増量ができます。ヤサイマシ・アブラ・カラメ・ニンニクは一般的な二郎系と同じですが、辛揚げという唐辛子をまぶした揚げ玉もあるのが特徴です。

冷やし中華でもトッピングはできるらしく、近くに並んでいた人たちが色々話していました。

「アブラカラメニンニクにしたら美味かったけどもう冷やし中華じゃなかった」とか、「いつも全マシしか頼まない」とか。とりあえずこの時点では「冷やし中華だしニンニク入れるのはやめとこうかなー、カラメとかアブラってどうなるんだろう」とかぼんやりと考えていたわけです。

 

僕が席につくと同時に他の席の冷やし中華ができあがったらしく、店員さんが「ニンニク入れますか」と言うのに対しその席の人はアブラとカラメを注文。それを見たことでアブラはラーメンに入れる背脂と同じもの、カラメは冷やし中華のタレ?みたいなのが増えるらしいことがわかりました。とりあえずこの時点で見た目がおぞましかったのでアブラとカラメはなし、ということに決定。

あとヤサイもラーメンのモヤシとは異なり大根メインで、この段階ではまだ得体が知れない(タレの味との相性が想像できない)ので今回は増量なし。

ニンニクは冷やし中華感を重視したのでこれもなし。

最後に辛揚げは昨年どこかで「千里眼の辛揚げは冷やし中華にこそ合う」みたいなことを聞いていたのでそれを信じて別皿でなく入れてもらうことに。

そういうわけで結局トッピングは辛揚げだけということに。

5分ほど待つとついに冷やし中華が出てきました。ところでこの間、隣の人が麺をすする度に1/4ぐらいの確率で冷やし中華のタレの飛沫が机上、特に僕のいる場所の目の前に飛び散ってました。飛び散るごとに備え付けの濡れ布巾でお掃除。ラーメンの透明気味な茶色だとあまり気にならないのですが、冷やし中華の不透明度100%、ゴマダレみたいな色したアレはかなりイライラしてしまいます。

 

「ニンニク入れますか」「辛揚げ」というキチガイじみた会話をこなして冷やし中華がついに目前に。

見た感じではラーメンほどのインパクトはなく、とりあえず野菜に手を付けてみることに。大根がほとんどでたまにニンジンと水菜、見た目通りのサッパリとしたお味。デフォではあまり量も多くなかったのでサラッと食べ終え、そして気付いたのです。プチトマトが入っていることに。

僕トマト食べられないのでこの時点で残飯発生が確定。少し悲しくなりつつ飢餓に苦しむ地域に送られたらいいなとか考えて気を取り直し麺へ。

ラーメンに使われている角ばった極太麺よりはかなり平べったく、しかしコシは維持していてなかなか美味しい。若干酸味のあるタレは野菜にも合っていましたが、麺にも意外なほどよく合います。辛揚げと混ざりタレがほんの少しの辛みを得ることでさらに食欲は増進。自分でも驚くほど箸が進み、気付けばプチトマトと肉を残して完食してしまっていました。取り残された肉を食べると、どうも鶏肉のよう。柑橘系の味付けがこれもまたタレに合っているのですが、若干主張が強めで後味が強く残ります。野菜を食べ終わったところと麺を半分くらい食べたところの二回に分けて少しずつ処理するのがいいかな。

そういうわけで完食(プチトマト除く)。普段はラーメン(小)食べるとお腹が膨れて動けなくなるのですが、冷やし中華(小)は少し物足りなさを感じる結果に。やっぱりスープの有無が満腹感に与える影響は大きい。そういえば普段はラーメンで大を頼む人なんてあまり見ないのですが、今日は冷やし中華(大)を頼んでいる人を何人も見ました。僕も次頼む時は大にしようと思います。

 

そんな感じ。美味しかったです。

終わったコンテンツ

翠星のガルガンティアを観ました。
終わり方とかけっこうベタだけど好きでした、けど少なくとも2クールでやる内容だよねこれ。

ローゼンメイデンの……何期だこれ、リセット扱いにすべきか?……とにかく一話を観ました。
この一話意味あったんですかね。原作読んでる側からするとどうせやるならもっとじっくりやってほしいし、読んでない側からすると超展開すぎて意味がわからないのでは。貴重な1/12を使う必要がどうも感じられません。

まあアレですね、可愛いですね。いっぱい喋ってました。旧アニメでは絶対見せないような尖った表情が素敵。

しかし僕は分かってしまったのです、今回いっぱい喋った人形は来週から始まる本編での出番が少ないということに。

あと児童ポルノ待ったなしな感じのとこあったんですけど色々と大丈夫なんでしょうか。
あと声優さんの声は意外に変わってなくていい意味で驚きました。
あといくらはしょるにしても二人の死に方があんまりなのでは。突然死ですよあれ。
あと設定原作準拠にしたのにあの高級感のある爺さん結局出ないのな。
あとオープニングのアリプロ、あれほんとに新曲なの?ってぐらいに聞いたことある感が。あと宣伝の実写映像がいい加減キツいのですが。あ、エンディングは好きです。
そんなわけで全体的に旬を過ぎてる感が酷いのですが一応観ます。ブルーレイは考えさせて。

手に汗握れない

携帯電話を変えたのでその関連でサイクリングを兼ねてお買い物に行って来ました。

(秋葉原でAndroid用のイヤホンやmicroSDXCカード買いました)

(ついでにいろいろ買いました)

(今回これは割とどうでもいいです)

 

一月ほど前にクロスバイクのハンドルに付いてるグリップが壊れたので、それ以来ずっと金属パイプをそのままむき出しにして握って使っていたのです。

さすがに見栄えが良くないので秋葉原での買い物を終えた後上野の自転車屋でゴム製のグリップを買って付けて帰ろうとしたのですが、どうも走ってる時に握っている手のひらが痛い。帰り道の半分辺りで親指が痛くなったので見てみたら指の付け根付近の皮が剥けてしまっていました。

 

なんか何も付けてない時のほうが握りやすかったなーとか思ってその理由を考えてみたのですが、どうも手汗の量が関係しているような気がしました。

ところで僕は基本的には汗っかきなのですが、腕や手の裏側(日焼けしていない側)だけはまったく汗をかかないのです。

で、ハンドルでもバットでもラケットでもペンでも、手で握っている何かが滑る、という場合、多くの場合汗の水分で滑っているわけです。それらにわざわざグリップが付いている場合、その滑りを防ぐために付けているわけですから、汗を吸収するだとか汗がある状態でも滑らないだとか、そういう効果を期待しているわけですよね。

 

前者のような作りならば僕のように手汗が全くない場合でも問題なく使えるのですが、後者のような作りだと水分が全くない状態の手のひらでグリップを握ることになるため、グリップ力が過剰になって手のひらが傷んでしまうのではないか……とか考えたわけです。

 

そういうわけで僕の手には滑り止めが不要であることがわかったのでこれからは「滑らない!」みたいな事言ってるハンドルグリップやグリップテープやペンは使わないようにしようと思います。

 

 

それだけ。

一泊二日

一泊二日で旅行に行って来ました。すごく長いです。

 

まず新宿から高速バスで上諏訪駅へ。上諏訪は諏訪湖の南東側です。

諏訪湖の観光地要素はほとんどこちら側に集まっています。

駅前やその周辺は決して寂れているわけではなく、むしろ驚くほど活気があったのですが、僕が想像するような一般的商店街、肉屋がコロッケ売ってて小さい本屋があって駄菓子屋があって(これだいぶ偏見に満ちてる気がしてきました)……というようなのとは少し違った感じ。

楽器の店が妙に多かった気がします。中国楽器専門店とかあったし。あと塾が多いのが気になりました。そんなに生徒数のパイがなさそうなのですが。

そして飯屋がない、全然ない。たまにあってもラーメン屋とかお好み焼き屋とか……言いたかないけどあまり美味しくなさそうなタイプの。

あとコンビニがない。ヤマザキデイリーストア一強。一強と言っても上諏訪周辺で歩いた範囲に二つしかない。

さらにスナックが多い。店の八割強がスナック(誇張を含む場合があります)。諏訪市の人たちはお酒が大好きなのでしょうか。

そして土産物屋のような店に行ったら沖縄フェアをやってて驚く(特に何も買わない)。

安いビジネスホテルっぽいのに泊まったのですがまあ安いだけあってオンボロ。これは仕方ない。フロントの女性が松井秀喜さんに似ていたのでサインをもらいそうになりました。

文句ばかり言っていますが諏訪湖は楽しかったです。人工の間欠泉とか足湯とか。

ただ住めないなぁとは思いましたが。

というか要は車社会なんですよね。高速バス乗ってた時はけっこう店ありましたし。そうなると商店街がニッチな方向に寄るのも当然なのかもしれません。

 

ホテルで少し休んだ後は電車で岡谷駅へ。岡谷は諏訪湖の北西側です。観光地ではないです、たぶん。電車は通学時間帯以外は一時間に一本程度。僕が行った日は土曜日だったので部活の大会か何かあったらしく大量の中学生(もしかすると高校生かもしれない、年取りすぎて違いがわからなくなってきています)が乗り込んでいました。ちょっと臭かったです。そして今思うと上諏訪から二駅以内でほとんどが降りていたのできっと大会ではなくただの高校生の部活なんでしょうね。

駅を出て南に行くとまず西友が見えます。とりあえず入って品揃えを確認してみたところ、弁当が「山賊焼き弁当」みたいに長野県っぽい以外は僕の地元とほとんど同じ。価格は地元のものをあまり覚えてないので何とも言えないのですが多分そんなに変わらない。売り場面積はそう広くないですがとりあえず車がなくてもなんとか暮らしてはいけるようです。

そして周りを見渡すと……本当に何もないので……とりあえず岡谷駅と上諏訪駅の間の下諏訪駅まで歩くことにしました。

大きい通りに出ると結構店がありますし、やっぱりこの辺は車社会のようです。駅から6キロぐらいまででイオンにファミレスにファストフード店、電器屋もありますから車さえあれば多分僕が思うよりずっと快適に暮らせるのでしょう。

しかし中学生らしき集団が自転車でえっちらおっちら走ってるのを見ると、車社会ってのは中高生には辛いなぁと思わされます。

たまにコンビニ前でたむろする中高生が問題にされたりしますが、あれこういう地域だとむしろしょうがないんじゃないかなぁとも思ったり。

そんなこんなで下諏訪駅に着いて電車乗って上諏訪駅着いてホテル帰って風呂入って寝ました。

 

二日目は起きた段階ではどこに行くかも決まらず(本来の予定では昼ごろまでは諏訪湖を見る予定でしたが、前日予想外に早く見終わってしまったので)、とりあえずホテルで朝ごはんを食べました。全体的にすっごい冷めてました。安いからしょうがない。

で、結局甲府に行くことにしました。上諏訪からだと一時間程度で着くので、長野駅から一時間かからず新潟県に入れるのと合わせて甲信越って呼ばれてるのもよくわかります。

諏訪駅の近くのデイリーヤマザキで飲み物とパンを買おうとしたら諏訪市のキャラクターとして妙に推されている諏訪姫のミニフィギュアが一個600円で何種類か売られていて、全部買おうか10分程度悩んで結局普通のを一つだけ買いました。

(諏訪姫の詳細はこちら→http://www.pmoa.co.jp/suwahime/index.html

どうでもいいんですけど、ご当地キャラとしては妙に出来がよくてすごくかわいいので最初見た時逆にモヤッとした気分になりました。今もミニフィギュアを見るたびモヤッとします。恋ですかね。

 

甲府に着いたら身延線に乗り換えて常永駅へ。常永駅はイオンモールの最寄り駅なので、そこから甲府駅まで歩けばいい感じに見て回れるかなーと思ったわけです。

身延線はかなりローカル線っぽい雰囲気でした。まず乗り換えが不思議。中央線ホームの先っぽに身延線ホームがくっついてる。そして列車はワンマン運転で開くドアが2両編成の前側の一番前のドアだけ。駅が無人で代金を電車内の箱に入れるというシステム。こういう電車乗ったの初めてなので興奮しました。最初わけがわからなかったので同じ駅で降りる小学生らしき集団のマネをしたら無事下車できました。

 

常永駅で降りた後、最初方角を間違えて山梨大学病院に突っ込んでしまいました。ついでにいい機会だからと大学の敷地内に入ってみたのですがまったく人の気配がありません。医学部の図書館も日曜日は開いていないようです。少し残念。

大学を出てイオンモールに行くと打って変わってすごい活気です。地域の老若男女がすべて集っているといった感じでした……が、結局イオンなので特に目新しいものもなく。というかイオンって良くも悪くも本当に画一的ですね。結局昼ごはんにトップバリュのおにぎりと飲み物を買って出ました。安かったです。

その後は道をトボトボと歩いて甲府市街へ。ここもロードサイド店が多かったのですが、諏訪湖周辺に比べると徒歩や自転車で訪れる人のことを考慮しているような気がします

 

Ⅰ時間ほど歩いて甲府市街に近付くと商店街らしきものが見えてきます。街の雰囲気が都会的だったのもありけっこう期待して入ってみたのですが。

開いている店が少なく、人の気配がまるでしない。そう、ゴーストタウンです。いつからなのかはわかりませんが、とにかくゴーストタウンでした。wikipediaとかにゴーストタウンの写真として載せてもよさそうなぐらいには。ヒュードロドロとか言ってそうです。

あと駅の近くにあった昔ながらのおもちゃ屋さん、店頭に貼ってあるPOPがヴァイスシュヴァルツとかカオスTCGとか、ブシロードのカードゲームのやつばかりで……なんか大変だなぁと思いました。そのおもちゃ屋を見てまず目についたのが八神はやてさんでしたからね。今の小さい子、あんまりおもちゃ屋に用事ないのかもしれません。

そんなわけで色々と怖くなった僕は甲府で一泊する予定を切り上げて中央線に乗って帰ってきたわけです。

昨年の松本長野と合わせて甲信越の甲信を割と見て回れたので次回は新潟に行きたいと思います。でももうしばらくは旅行はいいかなぁとか思ってたりもします。

 

おわり。

超本

もう一週間ぐらい前になりますけど。

ウルトラブック、買いました。東芝のV832。解像度高いやつ。

起動早いですし電池持ちもいいですしWindows8も意外に使いやすいしで特に不満ないです。

今はまだ予算的に無理なのですが早くNASを導入して好き放題データ保存したいですね。

そして前使っていたAMDのE-350積んでたネットブックもどきにLinux Mint入れて日本語化してみました。完全にオモチャ扱いですけど結構楽しいです。

 

あとこれも先週の話ですがヤマザキ春のパンまつりを終えてボウルをもらってきました。圧倒的期待外れ感。パンにかけた2013年4月の青春を返して欲しい。

 

あと本当にどうでもいいことなんですが二年使ったiPhone4がそこそこ壊れてきました。

ケーブル押しこむ角度次第で充電がされないことが多々あるし振動の元気が完全ランダムだし電池はすぐ減るし。

3階から落としたのが失敗でしたね。

 

そしてなんか暇です。

アニメ見たりレポート書いたりラノベ読んだりで割と忙しいのですがこういうのを忙しいって言ってはいけないような気がします。

日本一の○○○○○

タイトルの○○○○○には「日雇い人夫」という単語が入ります。みんなできたかな。

巨人の星のネタです。

 

遅かれ早かれ月末周辺に困窮する予定なので、日雇い労働を始めます。

といっても試験監督のアルバイトとかそういうホワイト風味なやつなのですが。

前にも一回やったことがあるのですが、時給は安くてもその場でもらえると充実感がありますよね。

だから安い給料で足元見ても不満が出ないんだなとかそういうこと考えたりはしません。

 

書きたいことは全部書いてしまいましたがなんとなく続けたい気分なので続けます。

 

巨人の星の話に戻りますと、序盤で主人公の星飛雄馬は色々あって父親に金持ちばかりが行く名門高校の青雲高校を受けろと言われて実際に受けるわけです。

飛雄馬の家が長屋の一角にあって典型的な貧民なのに対し、そこの父兄はブルジョアと呼ばれている嫌味な金持ちばかりで、彼らは身なりからして明らかに場違いな飛雄馬を馬鹿にしており、飛雄馬もそれを感じ取っています。

面接官に至っては「下町の貧乏中学から天下の青雲を志願してきたとはねハッハッハッハハ」とか「ドブの臭いがしますなッハッハッハ」とか口に出しちゃってます。もう差別ビンビンです。差別ビンビンなのでやりとりの一部が放送禁止用語に引っかかって再放送中ではすべて無音になってたりします。例えば

PTA会長「(書類持ってる試験官に向かって)親は何をやっとるんだね! ま、どうせ大したことやっとりゃせんじゃろうがな」

飛雄馬(チックショォォォ……チッッックショォォォォォ……)

試験官「えーと、親の職業は……自由労務者ですな」

PTA会長「ん、そりゃ何のことですか、……おい、君のお父さんは何をしとるんじゃね……どうした早く言わんか」

飛雄馬「はい、僕の父は……」

PTA会長「早く言わんか、わしゃ忙しいんじゃ」

飛雄馬「僕の父は、日本一の(無音)です」

PTA会長「(無音)」

試験官「(無音)」

飛雄馬(そうさ、そうさ、俺の父ちゃんは日本一だぞ)

PTA会長「ハッハッハハハ、前代未聞だ、(無音)の子が青雲にやってくるとは、ハハハハハッッハッハハ……いや失礼、すべての職業にこれが尊いこれが卑しいということはあり得ない…いやしかしアッハハハッハ」

という会話とか。

これの無音部分には「日雇い人夫」が入るんですけど。

他にも「父ちゃんが(無音)して稼いだ金だぞ!」とか。

これは「土方」が入ります。

どっちも無音にしたせいで余計に何かやましいことやってる感じになってる。

 

他にもアニメ版巨人の星は自分が日本製野球ロボット(比喩)であると認めたくない飛雄馬(ここまでは原作通り)がパーティーを開いたのに誰も参加せず泣きじゃくっていたり、帰国していったアメリカ製の野球ロボット(比喩)を再登場させたかと思うとベトナム戦争で負傷したとか理由つけて殺してみたり(この話のタイトルが「オズマの死」なあたりが典型的な昔のアニメ)、地ならしするローラーにコンダラとかいう異名を生んだり、割とギャグ寄りに面白いので機会があればぜひ見ることをおすすめします。

 

ところで飛雄馬が幼少時の星一徹がまさかの33歳という話を思い出したのでまた話が逸れるのですが、今の日本人って昔に比べて身も心も若いですよね。

1970年台の映像とか見てると、当時40歳前後の人がどう見ても今の55歳と同じぐらい。

ひどい場合だと同じ人の90年代初頭と今を比べて今のほうが若く見えたり。

不思議です。